高野洸さんは、2.5次元作品を中心に活躍している俳優であり、アーティストでもあります。
近年、舞台「キングダム」の主人公・信(しん)を演じたことで多くのメディアに取り上げられることもあったため「高野洸ってどんな人?」「どんな作品に出演しているの?」と気になっている方もいるのではないでしょうか?
今回は、高野洸さんの意外な過去や、どのような作品に出演されているのか、経歴を紐解きながら人物像に迫ります。
高野洸のプロフィール
名前 | |
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読み方 | たかのあきら |
生年月日 | 1997年7月22日 |
出身地 | 福岡県久留米市 |
身長・体重 | 177cm/ーkg |
血液型 | B型 |
学歴 | 高校卒業 |
所属 | エイベックス・マネジメント株式会社 |
高野洸とは
高野洸さんは2.5次元作品や舞台、ドラマなどに出演する俳優ですが、俳優デビューは、劇場版「仮面ライダー」でした。
俳優でありながら特技がダンスという高野洸さんですが、芸能界デビューするきっかけに関係しています。
主な出演作品
2016年 Live Performance Stage「チア男子!!」
2017年 ミュージカル『刀剣乱舞』
2018年 ミュージカル「Dance with Devils」
2019年 舞台「ヒプノシスマイク」
2023年 舞台「キングダム」
高野洸の経歴
2014年、アニメ「妖怪ウォッチ」は一大ムーブメントを起こし、「ようかい体操第一」の振付を覚えて踊るのも流行りましたが、この楽曲を担当していたDream5
(どりーむふぁいぶ)に所属していたのが高野洸さんです。
Dream5は、バラエティ番組をはじめ多くの番組に出演しており、2014年に「第65回NHK紅白歌合戦」にも出場しています。
2016年12月にDream5は解散し、高野洸さんはそこから俳優業を開始します。
俳優デビュー作品となる劇場版「仮面ライダー」の後は、2.5次元作品を中心に活動をし、2019年にアーティストとしてソロCDデビューを果たします。2023年2月には、話題作となった舞台「キングダム」で主人公・信を演じ5月に大千秋楽を迎えています。
高野洸さんが、芸能界デビューするきっかけとなったDream5とは、どのようなグループだったのでしょうか。また、高野洸さんが演じてきた役は、どのようなものなのか気になりますね。
小学生の時にオーディションを受けDream5で芸能界デビュー
2009年にNHK教育テレビ「天才てれびくんMAX」の音楽コーナー「ミュージックてれびくん(MTK)」のプロジェクトにおいて、歌唱力のあるてれび戦士・重田ことり(しげたことり)さんと視聴者から4名を募集し新たなユニットを結成する目的で、全国オーディションが開催されました。
高野洸さんは、お母様からオーディションのことを聞き、両親に相談した上でオーディションに応募します。つまり、このオーディションを受けたことが芸能界へのきっかけだったのです。
当時から多くのダンスコンテストに参加していた高野洸さんでしたが、全国オーディションまで行けるとは思っていなかったことやユニットの活動も1か月ほどで終了すると思っていたことを女性誌のインタビューで答えています。
劇場版「仮面ライダー」出演
高野洸さんは、2016年に公開した劇場版「仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー」で俳優デビューを果たします。高野洸さん演じる清宮東吾(きよみやとうご)は、本作の中でキーパーソンとなる天才ゲーム開発者兼高校生です。
高野洸さんはDream5で、ダンスとコーラス担当をしてました。2016年にグループ活動終了が決まったタイミングで、勇気を出し「個人として俳優をやりたい」と会社に伝えます。
実は、中学生のときに芸能界を辞めようか悩んだ時期があったという高野洸さん。友人から「今の道を突き進んでほしい」と背中を押されたことで、地元の芸能コースのある高校へ進学します。
また、「ようかい体操第一」でブレイクした時期に高校生だった高野洸さんは、ソロで活動をすることも視野に入れていたこともインタビューで答えています。
Dream5解散後は2.5次元作品の出演で注目
高野洸さんはDream5解散の同年である2016年に、2.5次元作品舞台『ROCK MUSICAL BLEACH 〜もうひとつの地上〜』で主演を務めます。
2.5次元作品の多くは、芝居はもちろん歌、ダンス、などの要素が含まれているのが特徴です。元々ダンスのスキルを持っていた高野洸さんが、注目されるきっかけとなったのがミュージカル「刀剣乱舞」です。
ミュージカル「刀剣乱舞」は、1部が芝居で2部はライブという2部構成であるため、ダンスと歌のスキルが必須となります。
高野洸さんの場合は、ダンスと歌だけではなくアクロバットもできるため多くのシーンで、刀剣を持ったまま片手でハンドスプリング(前方倒立回転跳び)を披露しています。
高野洸が演じたキャラクターとは
2016年から本格的に俳優業をスタートさせ、2.5次元作品を中心に活躍していた高野洸さん。代表的なキャラクターは、ミュージカル「刀剣乱舞」の膝丸(ひざまる)や舞台「ヒプノシスマイク」の山田一郎です。
それ以外にも、2023年に舞台「キングダム」の主人公・信を演じています。
舞台「キングダム」で主人公・信を演じている
漫画「キングダム」は2006年から「週刊ヤングジャンプ」で連載され、2011年11月にアニメ化、2018年4月には映画化された人気作です。
高野洸さん演じる主人公の信は、戦争孤児・下僕でありながら「天下の大将軍」になる夢を持っている青年です。
舞台上では激しい戦いのシーンも含まれており、常に怪我のリスクのある状態だったと推測できます。そんな中で、東京・大阪・博多・札幌と4都市に渡り全82公演をダブル主演で走り切ったのです。
特に福岡出身の高野洸さんにとって博多座での公演は、地元への恩返しと両親・祖母への恩返しになったようです。
ミュージカル「刀剣乱舞」の膝丸のアクロバティックなダンスがすごすぎる
高野洸さんが、ミュージカル「刀剣乱舞」に出演したのは2017年のことです。通称:刀ミュの3作目となる「つはものどもがゆめのあと」に登場する膝丸を演じています。
新たなキャラクターの登場に多くの刀ミュファンから注目を集めたのはもちろん、高野洸さんが見せるアクロバットやキレのあるダンスに多くのファンが虜になりました。
高野洸さんが演じる膝丸は、ライブなどにおいて太刀を片手に持ち鞘を腰に付けた状態で片手ハンドスプリングやライブ衣装で、ロンダート(側方倒立回転跳び1/4ひねり後ろ向き)をすることがあり、高さがあり着地にブレがないことも驚きです。
アクロバティックでキレのあるダンスを披露できるのも、幼いころから培われたダンススキルとDream5活動中に特訓したアクロバットが生かされているといえるでしょう。
この記事のまとめ
大好きなダンスを生かしDream5のメンバーとなって芸能界デビューした高野洸さんは、芸能活動と学生生活の両立する中で悩み、俳優への憧れを持って高校時代は芝居を学んだ努力家でもあります。
2.5次元作品を中心に活躍し、2019年にはアーティストとしてソロCDデビューしており、幅広い活躍が期待できます。