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かぶ1000の経歴は?「億り人」個人投資家の資産額や投資手法を解説!

かぶ1000さんは、40万円の元手を5億円に増やした逸話で知られるベテラン個人投資家であり、投資ブロガーとしても絶大な人気と知名度を誇っています。

中学2年生から株式投資を始め、就職はせず株一筋に生きてきたかぶ1000さん。バリュー株の長期保有で堅実に利益を伸ばす投資スタイルは、多くの人にとって参考にしやすいもので、彼の奥さんやお母さんもその影響を受け、投資未経験から「億り人」を達成しています。

本記事では、今も著書やブログ、Twitter(X)などで積極的に投資関連の情報を発信しているかぶ1000さんについて、気になるプロフィールや経歴、投資手法、資産額や結婚などの情報を解説していきます。

かぶ1000のプロフィール

かぶ1000のプロフィール画像

かぶ1000氏のTwitterより
ペンネーム

かぶ1000(かぶせん)

本名 非公開
生年月日 1974~1975年頃
出身地 愛知県
現居住地 岐阜県
身長・体重 ーcm/ーkg
血液型 不明
学歴 会計系の専門学校卒
所属 投資家

かぶ1000の経歴

お年玉

ここからは、かぶ1000さんの投資家としての経歴などを紹介します。

投資歴のはじまり

かぶ1000さんの投資歴の始まりは、1988年中学2年生のとき。当時は郵便貯金金利が7%、10年定額貯金の金利が11%もあった時代であり、かぶ1000さんがコツコツと貯めたお年玉貯金は40万円になっていました。しかし、1988年には預金金利が1%台半ばに下がってしまい、それに衝撃を受けた彼は、他に有利な投資先を探し始めます。

はじめは株式信託を考えていたところ、祖父や父から個別株を勧められ、お年玉貯金の40万円を元手に株式投資をスタート。最初に買った株は日之出汽船(現:日本郵船の子会社)で、その時点から「島国の日本で経済が伸びれば海運会社の株が上がるはず」と思考を巡らせていたといい、早くも才能の片鱗を感じさせます。

中学のジャージ姿で証券会社に入り浸り、周囲の大人達からも可愛がられたというかぶ1000さん。バブル経済にも助けられ、中学3年のときには早くも株式資産が300万円に増加。それからは小型株に移行し、高校1年で1,000万円、高校2年で1,500万円と順調に資産を増やしますが、1990年のクウェート侵攻に伴う株価の暴落で、一時は200万円まで資産を減少させます。この暴落を経験したことで、投資のやり方を見直すことを決意したといいます。

専門学校への進学

成功体験からの急落も味わったかぶ1000さんは、高校卒業後、会計系の専門学校に進学します。この時点で「株で食べていきたい」という思いがあったといい、専門学校で学んだ会計や財務の知識を投資に活かしていきました。卒業後は、地場の証券会社からの就職の誘いを断って、専業投資家の道に進みます。

ついに億り人へ

1998年、アジア通貨危機による株価急落をチャンスと捉えて、バリュー株への投資を開始。その後もバリュー株投資の研究を深め、2004年、31歳のときには、当面の目標であった資産3,000万円を達成しました。さらに、2011年の東日本大震災後、急落した東京電力の株を購入し、その後の株価上昇で累計利益1億円を達成し、夢の「億り人」の仲間入りを果たしました。
その後も個人投資家として活動を続け、2022年には資産5億円に到達しています。

かぶ1000の本名・顔は非公表!

30年以上の投資経験を持ち、ブログやSNSでも積極的に情報を発信しているかぶ1000さんですが、現在に至るまで本名や顔を公開したことはありません。インタビュー等に写真が掲載される際にも顔は隠しており、体型は普通のおじさんといった感じです。

かぶ1000の投資手法

かぶ1000の投資手法

ここでは、かぶ1000さんの投資手法や、投資への考え方を見てみましょう。

バリュー株投資の手法

かぶ1000さんの投資法は、本来想定される価値よりも株価が安くなっている銘柄を見つけて投資する「バリュー株投資」という手法。中でも、かのウォーレン・バフェットの師匠にあたる経済学者ベンジャミン・グレアムが提唱した「ネットネット株」を重視しているといいます。

ネットネット株とは、現金などの企業の流動資産から負債総額を引いた額の2/3が、時価総額より多い銘柄のこと。こうした企業の株価は、それ以上下がる可能性が低いと考えられるため、堅実な投資に向いているといいます。値動きの激しい銘柄のように、短期で大きな利益を得ることは難しいですが、この堅実な方法により、実際にかぶ1000さんは40万円の元手を5億円にまで増大させました。

さらに、現金資産に着目した典型的なネットネット株の他にも、資産を有価証券で持っている会社の株や、不動産などの「含み資産」を持っている会社の株などをバリュー株として分類し、インフレやデフレといったその時々の経済状況に合わせて、攻める銘柄を使い分けるのも、作戦として大事とのことです。

投資への方針・考え方

中学生の頃から株一筋で生きてきたかぶ1000さんは、もちろん株式投資を前向きに捉え、人にも勧める内容を多く発言されています。

「他の金融商品と比べての期待値の高さ、自分自身の判断ですべてを決断できることが株の魅力」といい、「私ほど早い必要はないが、株をやるなら早ければ早いほどいい」というアドバイスも。

変化する時代の中で、現金で資産を保有することの危うさにも触れ、お金の置き場所としては株式が最適とも述べています。「株価が上がっている時ほど、利益確定の誘惑に負けず、放ったらかしくらいで丁度いい」という発言もあり、激しい値動きを追うデイトレーダーとは異なる、長期保有・堅実派のかぶ1000さんならではの言葉とも言えるでしょう。

かぶ1000の資産推移

資産推移

かぶ1000さんの資産推移の概要は以下の通りです。

資産推移
  • 1989年:300万円
  • 1990年:1,500万円
  • 1992年:200万円
  • 2004年:3,000万円
  • 2011年:1億円
  • 2013年:2億円
  • 2016年:3億円
  • 2019年:4億円
  • 2022年:5億円

2001年以降の資産については、ブログでも詳細な推移が公開されています。

2008年のリーマンショックや、2020年のコロナ禍でそれぞれ一時的に落ち込むことはあったものの、全体としては綺麗な右肩上がりとなっており、今後も堅実に資産を増加させていくことが予想されます。

ブログ・Twitterでの活動

かぶ1000さんは人気の投資ブロガーとしても名を馳せており、彼のブログ「かぶ1000投資日記」は、テンバガーや億り人を夢見る多くの人が参考にしています。
さらに、Twitter(X)でも積極的に活動し、投資に関する報告や見解、日常の話題などを発信されています。勉強になる内容も多いので、興味のある方はぜひ覗いてみるといいでしょう。

かぶ1000さんのアカウント▶https://twitter.com/kabu1000

かぶ1000は結婚している?母親や妻も億り人に

かぶ1000さんは既に結婚されています。子供の有無は不明ですが、奥さんやお母さんもかぶ1000さんの影響で株式投資を始め、投資未経験から資産1億円の「億り人」になったそうです。
2023年1月のインタビューによれば、お母さんは元本の110倍、奥さんは60倍にまで資産を増やしているとのこと。

お母さんや奥さんは、化粧品やヤクルト飲料など、女性目線の身近なところから投資のヒントを得るのが上手いとのことですが、かぶ1000さんの成功を間近に見ているからこそ、自信を持って投資に取り組むことができるのでしょう。

かぶ1000のエピソード

かぶ1000さんについては、他にも様々なエピソードが知られています。

著書の刊行

金40万円が株式投資で4億円

人気ブロガーでもあるかぶ1000さんには、出版業界も注目しているようで、2021年には以下2冊の著書が刊行されています。

『貯金40万円が株式投資で4億円』は、Amazon株式投資投資信託カテゴリでランキング1位に入っています。いずれも、かぶ1000さんの長年の投資テクニックが惜しみなく開陳されている内容となっており、億り人を夢見る方には必見でしょう。

コロナショック後の動向

2020年のコロナショックでは、かぶ1000さんも大きな打撃を受け、4億円を超えていた資産が一時は3億2千万円程にまで減少しました。しかし、そんな状況の中でも、かぶ1000さんは「この状況を楽しんでいるというか、ちょっとワクワクしているところもある」とインタビューで語られていました。

バリュー株投資を旨とするかぶ1000さんにとっては、多くの銘柄が値を下げている状況は、むしろ願ってもない機会とのこと。実際、コロナ禍でのマイナス分は約1年で持ち直し、その後も資産を増加させ続けて2022年末には5億円に達しているのですから、流石の一言です。

日本中、世界中がピンチの時こそ、逆にお得な銘柄を買い集めるチャンスという考え方は、ぜひ見習いたいものです。

この記事のまとめ

本記事では、ベテラン投資家として知られるかぶ1000さんのプロフィールや経歴、投資手法などを紹介しました。

2023年現在も個人投資家として活動を続け、ブログやTwitter(X)で資産推移や投資関連の情報を発信し続けているかぶ1000さん。一般人にも参考にしやすい堅実な投資スタイルは、多くの人の共感を呼び、また勇気を与えてくれています。

今後もその情報から目が離せないですね。