佐藤流司さんは、2.5次元作品を中心に活躍している俳優です。代表作は、ミュージカル「刀剣乱舞」で加州清光(かしゅうきよみつ)やライブスペクタクル「NARUTO」のうちはサスケです。 映画「HiGH&LOW THE WORST」ではインパクトが強い役を演じ、注目されたことで佐藤流司さんを知った方もいるでしょう。
そのような方に向けて、今回は佐藤流司さんがどのような人物なのかプロフィールや経歴を紹介します。さらにTwitterを更新しないとファンの間で有名となっている理由を解説します。
佐藤流司のプロフィール
名前 | |
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読み方 | さとう りゅうじ |
生年月日 | 1995年1月17日 |
出身地 | 宮城県 |
身長・体重 | 172cm/-kg |
血液型 | B型 |
学歴 | 高校卒業 |
所属事務所 | 劇団ひまわり |
特技 | 空手、ドラム、トランポリン、歌、殺陣、アクロバット、エアリアル、ダンス |
職業 | 俳優・アーティスト |
佐藤流司とは
佐藤流司さんは、2.5次元作品や舞台を中心に活躍している俳優です。 「流司」という名前は、キーボードで「りゅうじ」と打っても普通に変換されません。これは、佐藤流司さん自身も昔SNSでつぶやいています。ちなみに、名前の由来は「世の流れを司る」からだそうです。
主な出演作品
【TV】
- EX 『仮面ライダーフォーゼ』(2011年)
- CX『ファイブ』(2017年)主演
【MOVIE】
【PLAY】
- ミュージカル忍たま乱太郎(2013~2015年)演出:管野臣太郎
- ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン(2013年・2014年)演出:上島雪夫
- 學蘭歌劇「帝一の國」(2015,2016年)演出:小林顕作
- ミュージカル『刀剣乱舞』(2015年~)演出:茅野イサム
佐藤流司の経歴
佐藤流司さんは、2.5次元作品以外にも映画やドラマ、バラエティ、アーティストとしても活動しています。
近年では、舞台の原作・脚本・演出を手がけ、自らも出演など幅広く活動している佐藤流司さんですが、芸能界デビューのきっかけは何だったのでしょうか?
佐藤流司の芸能界デビューのきっかけは父親だった?
公務員だったお父様から「自分は普通でつまらなかった。だから、こんな風に生きるな」と育てられたという佐藤流司さん。高校生になると地元でバンドを組み、バンド活動を始めましたが両親から反対されませんでした。それどころか、芸能界デビューのきっかけもお父様でした。
小学生の頃にドラマに出演している須賀健太(すがけんた)さんを目にしたことから、芸能界への憧れを持ったそうです。 そして中学生の頃に「芸能人への憧れ」を持っていたことを知っていたお父様が、たまたま見かけた新聞の小さな記事を見つけ、劇団ひまわりのオーディションに応募したことが芸能界へのきっかけとなります。
佐藤流司がTwitterを更新しない理由とは
佐藤流司さんのTwitterは、ファンの間で流司節といわれ内容が面白く、トレンド入りすることも多く注目を集めています。
佐藤流司さんは、なかなかTwitterやSNSを更新しないことでも有名ですが、その理由が判明しました。SNSが題材となっている連続ドラマ「Re:フォロワー」制作発表会見で、「もし裏垢を作るとしたらどんな発言をする?」と質問された佐藤流司さんは、「表も書かないのに裏なんて…表でいっぱいいっぱいなんで。」と答える場面もありました。 また、Twitterを更新しないことについて、「発言に気を付けなくてはいけないことや文言を考えると時間がかかる」と理由を明らかにしています。
佐藤流司が演じるキャラクターへのこだわり
2.5次元には、原作となる漫画やアニメ、ゲームがあり、そのキャラクターを俳優が演じることから「再現力」が問われます。佐藤流司さん自身もいくつかのキャラクターを演じてきて、原作ファンから「似ていない」と言われる経験があり、「個を消して、キャラクターに近づけるか?」に重きを置いていると答えてる時期があります。 そんな佐藤流司さんに転機が訪れたのが、ミュージカル「刀剣乱舞」の加州清光(かしゅうきよみつ)を演じることになったことでした。「見た目だけで似せようとするな」と演出家から助言され芝居をすることの意味を考えるようになります。
加州清光と自分の見た目が似てないことに、悩んでいた佐藤さんは、演出家の言葉に「似せたり寄せたりしなくても、キャラクターを確立させればいい」という考えを改めたといいます。
佐藤流司は複数の音楽活動をしている
現在、佐藤流司さんは俳優業以外に2つのグループで音楽活動をしています。
ひとつは、The Brow Beat、もうひとつはZIPANG OPERAです。
佐藤流司がRyujiとして活動するThe Brow Beatが結成したきっかけ
The Brow Beat(ざぶろうびーと)は、2018年1月から始動しています。
佐藤流司さんはRyujiとしてボーカルを務め、PENICILLIN(ぺにしりん)のHAKUEI(はくえい)さんによる総合プロデュースしているツインボーカルロックバンドです。
2016年に佐藤流司さんが出演されていた學蘭歌劇「帝一の國」の舞台主題歌を担当していたのが、HAKUEIさんでした。舞台の千秋楽後の打ち上げに参加されたHAKUEIさんに、佐藤流司さんが「ロックバンドが好き」アピールをしたそうです。 その後何度か仕事で会う機会があり、「今の音楽シーンを塗り替えるようなバンドをやりたいんです」という佐藤さんの想いに、HAKUEIさんが「面白い!やろう!」と始まったのがThe Brow Beatです。
ちなみにBrow Beatというのは、「威嚇する」という意味があります。このグループ名にも佐藤流司さんらしさが見えます。
ZIPANG OPERAは世界へ発信する⾳楽パフォーマンスユニット
2021年に結成されたZIPANG OPERAは、Web3テクノロジー(NFTやメタバースなど)を駆使し日本独自のポップを世界へ発信するために結成されたパフォーマンスユニットです。
メンバーは、佐藤流司さんをはじめ福澤侑(ふくざわゆう)さん、spi(すぴ)さん、⼼之介(しんのすけ)さんの4人で結成されました。
ZIPANG OPERAは、4人の個性をあえてぶつけ合って生まれる唯一無二のグループです。2023年5月に初となるライブを開催し、世界へ向けて新たなプロジェクトが始動しようとしているZIPANG OPERAに注目したいです。
この記事のまとめ
2.5次元作品においては、原作にリスペクトしキャラクター分析から自らの役作りに生かし芝居をするストイックさは誰でもマネできるものではありません。また、2.5次元作品だけにとどまらずドラマや映画、ストレートプレーでの出演にも積極的ですし、アーティスト活動も精力的に行っている佐藤流司さん。今後どのような活躍を見せてくれるのか楽しみです。