五味大輔さんは個人投資家でありながら、日本を代表する投資家です。
投資に興味のある方から注目されるも、メディアに顔だしをしていないため不明な点が多く、興味を持っている方もいるでしょう。
また近年は、副業や投資などでお金にまつわる情報も多い中で「五味大輔」という人物について耳にした方などは、「どんな人?」「兼業投資家って何?」という疑問を持っている方も多いと思います。
今回は、謎多き個人投資家の五味大輔さんの経歴や保有株の選定法から、人物像に迫ってみました。
投資に興味のある方はもちろん、投資に興味がない方でも五味大輔さんの名言が、人生の選択肢を行う上で参考になるので、最後までお付き合いいただければ幸いです。
五味大輔のプロフィール
名前 |
五味大輔 |
---|---|
読み方 | ごみだいすけ |
生年月日 | 不明 |
出身地 | 不明 |
居住地 | 長野県松本市在住 |
身長・体重 | ーcm/ーkg |
血液型 | 不明 |
学歴 | 不明 |
職業 | 会社員兼投資家 |
五味大輔とは
プロフィールについては、名前と長野県松本市に住んでいる男性であること以外は不明です。信州大学に同姓同名の「五味大輔」という方がいるため、一部「五味大輔は、医者ではないか?」と推測する方もいます。
五味大輔さんが医師ではないか?と推測する理由には、保有する銘柄に製薬会社の「そーせい」やバイオ企業(再生誘導医療や遺伝子治療などの開発を目指している企業)である「ステムリム」があることもあげられます。
医師ではなく会社員である可能性もあり、職業についても不明なのです。ただ言えることは、投資関連のTwitterやYoutubeに必ず名前が出るほど投資家の間では注目されている人物であることです。
五味大輔の経歴
五味大輔さんはメディアに顔出しをしておらず、兼業投資家という肩書があるため出身大学や経歴は不明です。
ただし、投資関連の書物の中で名言や投資法が紹介されています。また、有名投資家との対談記事が投資関連雑誌に載ることがあります。
それらの記事から、五味大輔さんが投資を始めた時期を知ることができました。
いつから投資を始めた?
五味大輔さんの投資人生の始まりは、中学生の頃。中学生になるまでに両親からもらったお小遣いやお年玉を100万円貯め、それを元手に投資を開始したそうです。
中学生で100万円を貯めるという点で驚きですが、100万円をすべて投資に使う発想は既に大人な思考の持ち主だったと推測できます。子どもであれば、欲しいものを買ってしまうし金銭感覚も未熟なのが一般的であることから、両親をはじめ周りの大人が「お金」に関する教育を行っていたのかもしれませんね。
五味大輔さんは、中学生から投資をはじめ、大学生の時には60倍である6,000万円の利益を挙げています。これだけでも偉業だと思いますが、当時注目されていた投資家のBNFさんやcisさんの成果を知り「自分はまだまだだ」とさらに投資に力を入れていくのです。
一躍有名になったきっかけ
中学生の時から投資を始めた五味大輔さんが投資家の間で有名になったきっかけは、2014年のことです。
2014年mixi(ミクシィ)の大株主の一覧に、個人投資家である五味大輔さんの名が登場します。
mixi株は、2013年にスマホ向けゲーム「モンスターストライク」のサービスを開始し、その後大ヒットしたことでV字回復しています。また、2015年にはそーせいグループの筆頭株主となり注目が集まったのです。
投資家から人気の五味銘柄と投資法とは?
五味大輔さんは多くの投資家から注目されていますが、特に兼業投資家や個人投資家に注目されています。
その理由のひとつが、五味大輔さんの投資への考え方や投資法を学んでマネできることが多い点です。
五味銘柄とは
五味大輔さんの保有資産は250億円を超え、2022年には資産300億超えているのではないか?と推測されています。
mixiをはじめ、そーせいグループなど保有している銘柄は、将来性があることから「五味銘柄」と呼ばれています。現在は、数十銘柄を保有してしているそうで、そのどれもが、投資家に注目されているのは凄いことです。
既に300億円ともいわれている五味さんが、投資を続ける理由として「ゲームのスコアをどこまで伸ばせるかに挑戦しているような境地に達している」「この企業はいいと判断した自分の目に責任を持つことを証明するために、銘柄が潰れたら資産が半分になるくらいの覚悟で株を買っている」との名言もあり、覚悟を持って投資をしているスタイルも人気の理由なのだと感じます。
投資法
五味大輔さんの投資法は、マクロ分析や短期売買が得意なプロと勝負せず、年単位・個人軸で勝負ができる個人の強みを生かすことを土台としたうえで、自身の投資法を明かしています。
五味さんの投資法は、下記の3つです。
- 集中投資
- 長期投資
- 業績分析
今でこそ数十の銘柄を保有している五味さんですが、3~4銘柄に絞って投資することをすすめています。これは、企業を勉強する時間をしっかり確保でき、かつ多くの資金をとることができるためです。
2015年にそーせいグループの筆頭株主となった当初、そーせいグループの株価は低迷していましたが、「目先の利益は気になるが、大事ではない。10年後、20年後に小野薬品工業を超える企業に成長すると期待感があるから」と現在でも保有しています。
この長期保有は、個人投資家だからこそできることで、自身が信頼し将来を見込んだ銘柄を何十年も保有していくことで資産を増やすスタイルであることが推測できます。
長期投資するには、その銘柄を見極める必要があります。五味さんが、保有銘柄を決めるポイントとして決算短資、説明資料、月次であると語っています。
企業の決算発表の内容をまとめた決算短資や投資家向け説明資料、毎月の営業成績や財政状態を明らかにするために月々行われる決算である月次を調べることは、誰でも見ることができる情報に加え、Twitterの情報や自身がサービスを使ってみた直観で銘柄を選定するのが、五味大輔流といえるでしょう。
この記事のまとめ
個人投資家であり、兼業投資家である五味大輔さん。
自身の資産を増やす目的以外にも、世間に対して自分が選定した銘柄に責任や覚悟を持って投資するスタイルにもカリスマ性を感じます。
自身の投資スタイルを確率し、兼業でありながら確実に資産を増やしていることも注目されています。これから投資を始める方も初めて五味大輔さんの存在を知った方も、五味さんの保有銘柄を追ってみることで、学びがあるかもしれません。