原英莉花(はら えりか)さんは、「女子ゴルフ黄金世代」筆頭とも言われているプロゴルファーです。
「ジャンボ尾崎」こと尾崎将司さんの愛弟子で、飛ばし屋の異名を取るほどスケールの大きなプレーと、173cmの高身長を生かしたキュートなファッションで、老若男女に愛されるプレイヤーに成長しています。
そんな原英莉花さんの経歴や素顔を紹介します。
原英莉花のプロフィール
| 名前 |
原 英莉花 |
|---|---|
| 読み方 | はら えりか |
| 生年月日 | 1999年2月15日 |
| 出身地 | 神奈川県横浜市 |
| 身長・体重 | 173cm／58kg |
| 血液型 | ー 型 |
| 所属 |
原英莉花の経歴
英莉花さんは、10歳の時にゴルフを始めました。
2015年の湘南学院高校在学中に、尊敬する尾崎将司さんに弟子入り。師匠譲りのスケールの大きなプレーに、“大型ルーキー”として話題になり、現在は女子ゴルフの黄金世代の一角を担う選手として数えられています。
日本女子プロゴルフ界の「黄金世代」とは？
英莉花さんのニュースには、必ずと言っていいほど出てくる「黄金世代」という言葉。これは、1998～99年生まれで、現在20歳～21歳の女子ゴルファーを指して使われているものです。
LPGA（日本女子プロゴルフ協会）所属の、畑岡奈紗さん、勝みなみさん、河本結さん、新垣比菜さん、小祝さくらさん、渋野日向子さん、大里桃子さん、高橋彩華さん、そして原英莉花さんが挙げられ、どの方も国内のツアーだけではなく、全米ツアーでも大活躍しています。
原英莉花達「黄金世代」の強さの秘密
この黄金世代の選手に共通して言えるのは、アマチュア時代からレベルが高かったこと。特に「パワーもあって飛距離が出る」人が多く、ドライバーショットの平均飛距離ランキング上位5名が250ヤードを超えているほど。その為、ツアー全体のレベルが上がり、多くのゴルフファンを楽しませています。
強いだけではなく、華やかな黄金世代の彼女達。ツアーの中で何人が生き残れるのかは、毎回大いに話題になっています。
原英莉花の受賞歴(50位以内)
- 2013 神奈川県アマチュアゴルフ選手権 女子の部 11位T
- 2013 ゴルフダイジェストジャパンジュニアカップ 18位T
- 2013 全日本サンスポ女子アマチュアゴルフ選手権 16位T
- 2013 全日本サンスポ女子アマチュアゴルフ選手権 16位T
- 2014 神奈川県アマチュアゴルフ選手権 女子の部 5位
- 2014 全国中学校ゴルフ選手権春季大会 9位
- 2015 神奈川県ジュニアゴルフ選手権 女子15～17歳の部 2位
- 2015 関東高等学校ゴルフ選手権 33位T
- 2015 神奈川県アマチュアゴルフ選手権 女子の部 8位
- 2015 ジャックバニージュニアチャンピオンシップ 2位T
- 2015 日本ジュニアゴルフ選手権競技 女子15歳～17歳の部 30位T
- 2016 トラストレディス 16位T
- 2016 神奈川県アマチュアゴルフ選手権 女子の部2位
- 2016年12月、日本ゴルフトーナメント振興協会（GTPA）「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を渋野日向子、河本結、稲見萌寧とともに受賞
- 2016 神奈川県ジュニアゴルフ選手権女子15～17歳の部 優勝
- 2016 関東女子ゴルフ選手権 33位T
- 2016 日本女子アマチュアゴルフ選手権競技 42位T
- 2017 日本女子オープンゴルフ選手権競技 23位T
- 2020年 アース・モンダミンカップ 5位T
原英莉花の素顔はインスタグラムで！
この原英莉花さんの素顔が見られるのは、インスタグラム。華やかな写真に添えられた言葉はプロゴルファーではなく、21歳の女の子のものです。
「協調性がゼロ ハマったら当分それしか頭にない 結構しつこい ハマってるものへの共感求めがち 身内ネタどこでもやって伝わらずスベる
#自分がなかなか面倒くさい」
また、他の女子プロゴルファーとのショットも贅沢。WOWOWのチャリティーマッチの時、渋野日向子さんや大里桃子さんと撮ったバックショットには、
「写真はチャリティーマッチの時に、しぶこのマネージャーさんが撮ってくれた。足の裏まで可愛いよーてやつ。しぶことももこちゃん写っちゃってる」
この時のヒョウ柄のミニスカートとソックスは話題になったので、ご存知の方も多いでしょう。
ゴルフの実力に可愛らしさが上乗せされて、この先も人気が上がることは間違いなさそうです。
原英莉花のＡＩＧ全英女子オープン辞退理由
そんな原英莉花さんですが、ひとつ気になるニュースが。
今月19日繰り上がりで出場権を得た、8月20日開幕予定の海外メジャー「ＡＩＧ全英女子オープン(ロイヤルトゥルーンＧＣ)」の出場を見送った、というものです。
理由はコロナ禍。現在日本では、海外からの入国・帰国者に、２週間の自主隔離を求めています。
ですがその間練習ができないというのは、プロにとっては大変な痛手。
苦渋の決断だったとは思いますが、この状況下では賢明だったとも思います。
他のスポーツの選手にも言える事ですが、今海外に行くことは、感染のリスクを上げるばかりではなく、帰国後の隔離や社会的な評価なども関わってきます。紳士のスポーツであるゴルフは、風評も大いに関わってきます。
新型コロナとは長い付き合いになりそうですが、どのような形でも、選手や観客が安心して試合を楽しめる状況の中で、良い試合を見たいですね。
