庄司昌弘さんは自民党所属の政治家(富山県議会議員)であり、梨農家(庄司梨園)でもある人物です。
ふるさとである富山県の未来のために奮闘する政治家としての顔と、100年以上の歴史をもつ梨園の経営者としての顔、またそれ以外の地域活動やプライベートでの顔は一体どんな方なのでしょうか。
今回は、政治家と梨農家の二足のわらじを履く、庄司昌弘さんの経歴、現在の活動、掲げる政策、特技、家族に関する情報などを調査しその人物像に迫ります!
庄司昌弘のプロフィール
名前 |
庄司昌弘 |
---|---|
読み方 |
しょうじ まさひろ |
生年月日 | 1972年4月6日 |
出身地 | 富山県 |
居住地 | 富山県 |
身長・体重 |
ーcm/ーkg |
血液型 | ー |
最終学歴 |
関西大学工学部機械システム工学科卒 |
所属 | 庄司梨園 経営 富山県議会議員 |
庄司昌弘議員の経歴
庄司昌弘さんは富山県にて100年以上の歴史がある梨農家に生まれました。
呉羽小学校、呉羽中学校、富山東高校と、高校までは地元の学校に通った後、関西大学に進学しました。
庄司昌弘さんは大学卒業後、富山県にあるスポーツアパレルメーカーの株式会社トヤマゴールドウインに就職しました。
スポーツウェアの生産管理などを担当していましたが、将来のことを考えた際に呉羽梨生産の後継者として農業をした方がやりがいを感じられると思うようになります。
そして1999年に就農し、庄司昌弘さんの曽祖父の代から続く「庄司梨園」で梨作りを始めました。就農後は両親とともに梨作りを行っていましたが、35歳の時に経営移譲を受けてからは庄司昌弘さんが中心となって農園の経営を行っています。
梨作り以外の社会活動
庄司昌弘さんは、梨園の経営以外に2007年からは吉作生産組合の理事、2014年からは呉羽射水山ろく土地改良区の理事、2018年からは吉作自治会の役員に就任しています。
2011年、2016年、2017年には富山市立呉羽小学校のPTA会長を務め、その他にも富山県PTA親子安全会理事、富山市立呉羽中学校PTA会長、富山県PTA連合会会員大会実行委員長、富山市PTA連絡協議会会長、高岡向陵高等学校PTA会長を務めるなど、地元の子供たちや地域との交流を積極的に行ってきました。
富山県議会議員選挙に当選
そして2019年の富山県議会議員選挙にて当選し、2022年現在も県議会議員として活動しています。
2020年には新田八郎さんの県知事選を支援するために他の県議員とともに新会派「自民党新令和会」を結成し、庄司昌弘さんたちが支援した新田八郎さんは県知事選を勝ち抜いて富山県知事に就任しました。
県議会議員としての主な経歴
庄司昌弘の政治家としての活動
庄司昌弘さんは現在、梨園で奥さんと梨作りをしながら、富山県議会議員としてふるさとである富山県の未来のために奮闘しています。
まずは、政治家としての活動についてみていきましょう。
ふるさと富山県のための政策
庄司昌弘さんは、1人の行動が家を、家が地域を、地域が国を動かすという考えのもと富山県の未来を人任せにするのではなく、自らが作り上げていく決意を持って県議会議員として行動しています。
そして、美しいふるさとを未来へ残すための政策として富山の豊かな自然環境の保全や自然を生かした観光推進などを、人や教育に関する政策として子育て世代への支援や教育環境の充実などを打ち出しました。
さらに人口減少社会を乗り越えられるのは地域の絆が必要として、地方発イノベーションによる産業の高度化や北陸新幹線の整備促進と国際・広域観光の振興などを目指しています。
<以下引用>https://www.shojimasahiro.com/concept/
ふるさと・自然
人・教育
- 子育て世代への支援を充実。
- 富山型教育(ふるさと、キャリア、いのち)の推進。
- 教育(社会教育、家庭教育、学校教育)環境の充実と支援。
- ものづくり富山の人材育成と環境整備の推進。
- 農林水産業の担い手育成と地域ブランド化などによる更なる振興。
- 高齢者、障害者福祉の充実。
地域・絆
- 地域間競争を勝ち抜く富山ならではの魅力を創出。
- 地方発イノベーションによる産業の高度化。
- 着地型観光(産業観光、グリーンツーリズム)の推進。
- 北陸新幹線の整備促進と国際、広域観光の振興。
- 農商工連携と農林水産業の6次産業化を推進。
- 人と人のつながりを守る自治会や諸団体活動への支援。
<引用終了>
庄司昌弘の梨農家(経営者)としての活動
政治家としての活動だけではなく、梨農園の経営者である庄司昌弘さんは、梨作りにも込める思いも強く、枝を切って形を整えたり風通しを良くしたりする剪定と呼ばれる作業や枝を配置する誘引作業で実る梨が変わってくるため、これらの作業を特にこだわっています。剪定は農家ごとにやり方が違い、庄司昌弘さんは先代の父親ともやり方が異なるそうです。
経営者としては、梨の収穫体験や見学ツアーなどを行うことで、お客さんに梨作りの過程を知ってもらえる機会を作りたいと考えられており、ラフランスなどの新しい品種にも挑戦しています。また、子供たちに梨作りを繋げていきたいという想いがあり、後継者や担い手を確保するために住民を集めた勉強会や剪定講習会なども行っています。
庄司昌弘の人物像/特技/趣味
庄司昌弘さんは釣り、キャンプ、海水浴などを趣味に持つアウトドアな人物です。
中学から大学まで柔道部に所属しており、関西大学では柔道部主将として全国大会に出場した経験があります。庄司昌弘さんは柔道四段を取得していますが、オリンピック等の大会に出場している現役の柔道選手も三~五段であることが多いようですので、相当な腕前であることが伺えます。
学生時代に柔道をやっていたことと、現在も体力仕事である農業を営んでいることから、体を動かすのが好きなのかもしれません。
座右の銘は「敬天愛人」であり、これは西郷隆盛の座右の銘としても有名です。字の通り天を敬い、人を愛すという意味ですが、何事も利益追求のためではなく世のため人のために行うべきだという考えがあります。庄司昌弘さんは、この座右の銘を大切にしながら様々な社会活動を行っていることが伺えます。
また、「頼まれごとは試されごと」をモットーに、人に頼まれたら損得を考えずに期待を上回る対応で行動されているようです。
こうした心掛けが多くの人の信頼を獲得し、様々な役職を歴任されたり県議会議員に当選されたりしているのでしょう。
庄司昌弘の家族構成/妻はどんな人?
庄司昌弘さんは結婚されており、妻と長男、長女、次女がいます。
お子さんが3人いることから、PTA会長を複数回務めるなど、社会教育活動にも積極的に取り組まれていたようです。
また、奥さんの庄司さな絵さんは梨園で庶務、広報、販売、雑用を担当しており、庄司梨園のFacebookにて情報を発信されています。明治時代より続く梨農家にて家族で梨園を営み、自宅前での直売の他、全国に美味しい梨を届けています。
この記事のまとめ
以上が、庄司昌弘さんのプロフィール、経歴、人物像などについてでした。
現在の富山県議会議員の任期は2023年4月までとなりますので、任期満了後に庄司昌弘さんが再度立候補するのか注目です。
また、庄司梨園の夏秋にとれた梨は全国発送も行っているようですので、みずみずしい梨を一度は味わってみたいです。