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まふまふ、紅白出場の裏側!ネット出身のカリスマ「歌い手」の事情

まふまふさんは、NHK紅白歌合戦への出場が決まっている、インターネットでの動画配信からカリスマ「歌い手」さんになったミュージシャンです。

紅白出場者の記者会見の折、他の出場者が素顔でいる中、ひとりだけ黒いマスクをしたままで登場して異彩を放ち、出場前から話題となっていたまふまふさんですが、その歌声を聴いて、男性的な低音から、女の子のような声音の高音までの歌い分けに、驚いた人も多かったのではないでしょうか。

今回は、そんなまふまふさんの、マスクの下の素顔に迫ってみたいと思い

まふまふのプロフィール

まふまふ

まふまふ
名前

まふまふ

読み方 まふまふ
生年月日 1991年10月18日
出身地  ー
居住地  ー
身長・体重  ー
血液型  ー
最終学歴 立教大学
所属

merise

まふまふの経歴

まふまふさんは、小さな頃からピアノを習いながら、クラシックからJ-POPまで、様々なジャンルの音楽を聴ける環境で育ったそうです。

いつも色んな音楽が流れる中で過ごし、ピアノを習っていたそうです。

ですが、幼稚園の先生に「生きること」や「死ぬこと」の意味を聞き続けるなどして「変わった子」扱いを受けることが多く、また、思春期にいじめに遭ったこともあり、子供の頃から生きづらさを感じていたそうです。

そんな中、親御さんが使わなくなった携帯電話をもらい、目覚ましのアラーム音を作曲できる機能に触れたことで「作曲」や、音楽そのものの楽しさを感じ、音楽活動に集中できる時間を作るため、大学進学を決意。

猛勉強の末、見事立教大学に合格し、大学生活を維持しながら、インターネットで歌声を配信する「歌い手」として、本格的に活動をスタートさせました。

まふまふの「歌い手」としての活動

まふまふさんの活動は、2010年12月29日に、ニコニコ動画から始まりました。

当時は打ち込んだ譜面をソフトウェア上の歌手が歌う「ボーカロイド」が地位を築き始めており、様々な「ボカロP(プロデューサー)」が制作した楽曲を、初音ミクなどの「ボーカロイド」が歌い、それを生身の人間である「歌い手」がカバーする、という流れができていました。

歌い手さん達は、個人情報保護の観点も含め、インターネット上での活動時に素顔を出すことはめったになく、基本的には容姿は自作やファンアート等のイラストで公開しており、素顔を出しても目元か口元を隠すのが一般的。紅白出場決定時のマスク姿に違和感を抱いた人も多いことと思いますが、歌い手さん含め、ネット配信の常識を知る世代には、当然のものとして受け入れられていたようです。

打ち込みはもちろん、ギター、ベース、ピアノ、キーボード等の楽器を自在に操り、男女の判別がつかないほど、高低差のある美声を使い分け、歌声、幅広い語彙力を駆使して、深く重い心情に光が差し込んでいくような世界観を表現するまふまふさん。

楽曲や歌詞の制作から、動画の作成や編集、配信までをひとりでこなすことにこだわるのは、インターネットが「音楽を好きな人が、それを自由に表現する場」であることにこだわり、企業等からの支援やプロデュース(「大人の手が入る」と表現)を受け入れずに貫くためでもあったようです。

子供の頃に生きづらく、伝えづらかった自身の心情を、音楽に乗せて伝える姿は、「無知であったこと、できなかったことを克服した瞬間に成長する」という考えとともに、思春期の若者を中心に、広く支持されています。

まふまふの下積み時代

今でこそ「歌い手」さん達が認められ、量販店にもCDが置かれたりしていますが、まふまふさんはじめ、インターネット出身のミュージシャン達が抱えていたのは、「ネット出身の歌い手が、リアルでライブができるわけがない(するものじゃない)」という偏見でした。

その空気感が、ライブハウスの借りづらさに繋がっており、当時できたのは、カラオケボックスをワンフロア貸し切りにして、歌い手仲間やファンと交流しながら楽しむことや、同人誌の即売会であるコミックマーケットコミケ)で、自主制作のCDを手売りすること。

それでもファンや仲間を増やしながら活動を続け、多くの仲間が音楽を諦めていく中、そらるさん、天月さん、luzさん、うらたぬきさん、志麻さん、あほの坂田さんなどと共に、インターネット出身のミュージシャンとして活動を広げ生き残り続け、2020年3月25日、東京ドームでのワンマンライブを決定しました。

ですが、ここに新型コロナウィルスの脅威が迫ります。

まふまふの東京ドーム無観客ライブ

2020年3月25日に東京ドームでワンマンライブ、翌26日に同ドームで「ひきこもりたちでもフェスがしたい!」を開催予定として発表したまふまふさん。

ですが、新型コロナウィルスの蔓延により、この頃多くのアーティストがライブ等の開催の中止や延期をしており、まふまふさんも、2020年3月12日に開催自粛を発表。延期開催の検討もされましたが、3月31日に、正式に中止が発表されました。

ですが、コロナ禍の中でも歌声を届けたい、表現をしたいという思いのもと、まふまふさん自身のチャンネルで、東京ドームからの全世界無料配信ライブを開催。

同時視聴者数は約40万人を記録し、また、配信ライブの最後に、「ひきこもりたちでもフェスがしたい!~世界征服II@東京ドーム~ONLINE」が8月1日に全国の映画館放映・全世界配信で開催されることも発表しました。

この時の配信は、自費によるスポンサーなしのもので、ここでも「大人の手」「商業主義者の手」を入れない活動を実現させています。

まふまふの会社設立と紅白出場

ここまでの活動で、多くのアニメやCMに楽曲提供をしてきた、まふまふさん。

扱う人数やお金の規模が膨らんできたこともあり、個人としての活動が難しくなったこともあり、2021年10月23日、バーチャルYouTuberの渋谷ハルのYouTubeチャンネルにおいて、そらる、渋谷ハル、プロゲーミングチーム『クレイジーラクーン』と共にバーチャルYouTuber事務所の設立を発表しました。

ですがこれも、あくまでも「歌いたい人が自由に表現をするため」のもの。

2021年11月19日、同年12月31日に行われる第72回NHK紅白歌合戦に初出場することが発表されましたが、これは配信以外では初めての「テレビ出演」になります。

男声と女声を操るカリスマの歌い手さんが、インターネットの世界から、テレビの世界に踏み出したまふまふさんの、今後の活動が楽しみです!

公式SNSアカウント

まふまふ Official Website

まふまふ@紅白歌合戦 (@uni_mafumafu) | Twitter

まふまふ YouTube公式 │https://www.youtube.com/channel/UCOTR1tcOAhjgi6YukrPpZxg

まふまふ - ニコニコ