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村上虹郎の両親はあの有名人!経歴と抱えているコンプレックスとは?

村上虹郎(むらかみ にじろう)さんは、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に、主人公に恋心を抱く幼なじみ役として出演中の若手俳優です。

お父さんは俳優の村上淳さん、お母さんは歌手のUAさんということで、それだけでも将来を期待してしまうのですが、そのご両親が多忙すぎたことから、以前は芸能界が嫌いだったのだとか。

大物カップルを両親に持つからこその苦悩を、赤裸々に語った村上虹郎さん。今回は、その素顔に迫ってみたいと思います。

村上虹郎のプロフィール

村上虹郎

村上虹郎
名前

村上 虹郎

読み方 むらかみ にじろう
生年月日 1997年3月17日
出身地 東京都
居住地 東京都
身長・体重 168 cm
血液型
最終学歴
所属

株式会社ディケイド

村上虹郎の経歴

村上虹郎さんは、俳優の村上淳さんと、歌手のUAさんの間に生まれました。

ですが、おふたりとも人気が高く多忙を極めており、幼いころから虹郎さんは、おばあちゃんに預けられて育てられていたそうです。

父親である村上淳さんが、家庭に仕事を持ち帰るタイプの俳優さんだったため、撮影中は幼い村上虹郎さんに対しても、役のキャラクターのままで接してきたということで、卑猥な言葉を多く使う役を演じていた時などには、村上淳さんがUAさんに怒られることもあったそう。

2006年、村上虹郎さんが小学2年生の時に、おふたりは離婚しましたが、村上虹郎さんを引き取りシングルマザーとして仕事を続けるUAさんとは対照的に、父親の村上淳さんは、月に1回ほど会う程度で、「親父ってこういう人なんだ」と、子供ながらに理解していったそうです。

ほぼ祖母に育てられた、村上虹郎さん。

「育ててくれてなかったという恨みがあった」

「漠然と『芸能界嫌い』って思っていました」

「しゃべくり007」日本テレビ・2018年11月12日放送

と話していました。

引き取ってくれたUAさんの意向で、シュタイナー学園の初等部・中等部に通っていましたが、中学在学中に、お母さんのUAさんと一緒に、UAさんの地元である沖縄に移住。その後はご自身の希望で、日本の高校には進まず、カナダのモントリオールに留学しました。

「親から逃げて逃げて逃げ続けたダサい時期があって、居場所がなくなっていくんですよね」

「親から逃げていたわけじゃなく、本当は自分から逃げていた。弱かったから」

情熱大陸」・18年11月25日放送

ですが、その苦悩や葛藤が魅力的な演技に繋がり、奇しくもお父さんと同じ俳優の道を駆け上っていくことになります。

村上虹郎の異例の俳優デビュー

17歳で俳優デビューをした村上虹郎さんは、そのデビュー作で第29回高崎映画祭・最優秀新人男優賞を受賞します。このとき出演したのが、映画『2つ目の窓』ですが、出演までの経緯は異例中の異例でした。

留学中、お父さんの村上淳さんから、

「ある監督が会ってみたいと言っている。俳優業に興味はないか?」

そう誘われた村上虹郎さん。当然、役に指名されたと思っていたのですが、蓋を開けてみると、役は決定していたのではなく、まさかのオーディション。しかもこれに落選してしまい、悔しすぎて納得できない村上虹郎さんは、監督である河瀬直美さんに直訴したそうです。

「なんでもいいです、雑用させてください」

苦手だった父親の中途半端な誘いがきっかけで受けたオーディション、嫌っていたはずの芸能界。ですが、運良く河瀬組の美術部に在籍できることになり、必死に働く姿が河瀬監督の目に止まって、

「主人公やる?」

と、声がかかったそう。一度は落選した役に返り咲く形で出演を決まるというのは本当に珍しく、両親のコネではとも噂されてしまいましたが、これは河瀬監督が否定していますし、村上虹郎さんの演技を見れば、親の七光りではないことは、すぐにわかります。

2015年、連続ドラマ『天使のナイフ』で、テレビドラマ初出演。

同年、スペシャルドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』でテレビドラマ初主演、『書を捨てよ町へ出よう』で舞台初出演で主演。

翌2016年には、寺尾聰さん主演の『日曜劇場 仰げば尊し』に出演し、民放ゴールデンタイム連続ドラマへの出演も果たしました。

今年出演した映画『孤狼の血 LEVEL2』では、ヤクザ組織に送り込まれるチンピラ役の鬼気迫る演技が評価され、期待の実力派若手俳優として名前が挙がるようになりました。

村上虹郎のコンプレックスとは?

そんな村上虹郎さんですが、どうしても拭えないコンプレックスが。それが「有名人の子供」の多くが抱える、二世コンプレックスです。

「エンタメOVO」のインタビューで、両親のことは好きで、誇りに思うと前置きしたうえで、「名無し草からやりたかった」と語り、ファッション誌のインタビューでは、より具体的に、自分のコンプレックスに向き合っています。

「こういう環境(著名な両親を持つこと)に生まれなければなぁというのは常に思っています」

「役者は匿名性があった方がいい」

親の顔が知られているのは役者として弱点であり、ハンディだとも思っているという、村上虹郎さん。ですがその、演技だけを見てほしい、評価してほしいという思いがバネとなり、演技に磨きをかけているというのが、村上虹郎さんに熱い視線を送る、制作者側の見方です。

村上虹郎の今後の活躍は?

現在放送中の、NHK『カムカムエヴリバディ』では、好きだった幼馴染と、自分の兄が結婚するという切ない役を好演し、ファンを量産しています。

お母さんであるUAさん譲りのまっすぐで太い眉や強いまなざし、エキゾチックな雰囲気を強烈な存在感。加えて、留学時に身に着けた英語力と、海外作品へのご自身の興味。

そして、親の七光とはもう言わせない、二世のレッテルを実力で剥がした演技力。

今年は4本もの映画に出演し、勢いを増す村上虹郎さんから、ますます目が離せません!