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『大島てる』代表取締役の大島学の経歴は? 事故物件情報サイトが抱える訴訟とは

大島学(おおしま まなぶ)さんは、事故物件の情報提供サイトで有名な不動産情報企業『大島てる』の代表取締役です。
事件や事故により死者が出た不動産『事故物件』の情報をまとめた、超有名サイト『大島てる』。

ですが、サイト自体は知っていても、それを運営する大島学さんご本人については、知らない人が多いのではないでしょうか。
今回は、そんな謎に包まれた大島学さんのプロフィールや生い立ちについて、掘り下げてみたいと思います。 

大島学のプロフィール

大島学(大島てる公式Facebookより)

大島学(大島てる公式Facebookより)
名前

 大島 学

読み方  おおしま まなぶ
生年月日  1978年
出身地  東京都
居住地  -
身長・体重

 -

血液型  -
最終学歴  東京大学 経済学部卒業、コロンビア大学大学院中退
所属

 株式会社 大島てる

大島学の経歴

『大島てる』の「広報官」を自称する代表取締役会長の大島学さんは、ビジネスの場で『大島てる』を名乗っているため、サイト名と共にこちらの方が認知されているようです。
1978年、大学教授の父親のもとに生まれ、3歳から7歳までを、アメリカやオーストラリアで過ごしました。
小学校6年生の時に母親が病気で亡くなってからは祖母に育てられたそうです。
巣鴨高校を卒業後、駿台予備校での1年間の浪人生活の末、東大の経済学部に見事合格。
卒業後はコロンビア大学大学院にも合格しましたが、こちらは自分よりも優秀な人間を多く見たために中退。
帰国後にサイト『大島てる』を立ち上げる運びになりますが、留学中のエピソードとしては、同時多発テロ事件に野次馬として駆け付け、倒壊現場で立ち込めるホコリに咳き込んだエピソードを語っています。
この野次馬根性も、その後の情報収集の場で、大いに発揮されます。

大島学が経営する企業『大島てる』とは?

『大島てる』という会社自体は、1837年(天保8年)の創業ですが、元々は不動産とは無関係の事業を営んでいました。不動産関連事業への参入は現会長の先々代からで、事故物件情報サイト『大島てる』は、ここからサイト名を取って2005年に開設されています。

サイトで扱う事故物件の定義は【殺人事件、自殺、火災などの事件・事故で死亡者の出た物件】であり、対象物件の住所、部屋番号、元入居者の死因などを公開しています。

活動当初は東京近郊のみの情報を提供していましたが、現在は日本全国のみならず、一部国外の情報も提供するようになりました。
情報料は無料。収益源としてはサイト内広告の他、サイト内公開情報の一覧表販売等。
ちなみに関連会社として『大島ぬい事務所』があり、船舶の売買を行っていますが、この『ぬい』さんは創業者の名前。事業内容は変われど、歴史を大切にする企業なんですね。

『大島てる』の現在の事業内容

 大島学さんが立ち上げた『大島てる』は、情報発信を担うIT専門職と、情報収集を担う営業職の従業員が常任して運営されていますが、常設の事務所はありません。

多くの協力者やボランティアに支えられて運営されている、大変稀な企業です。

情報収集の方法は、他殺の場合は、①新聞等のメディアで事件情報を収集 ②裁判を傍聴 ③起訴状の公訴事実から住所等を特定 ④現地で聴きこみを行い裏付けを取る、とのこと。

ですが自殺の場合は調査が難しいため、サイトの利用者や、外部からの情報提供によって、独自に取材を行なうそうです。

『大島てる』が抱える訴訟

事件や事故で死者が出た場合、大家には、次の入居者に事実を伝える告知義務がありますが、死人が出た物件は当然埋まりづらく、また、値下げの必要も出てくるため、一旦身内などに借りさせて時間をおき、告知義務のない次の次の入居者に、通常通りの賃料で、何の告知もしないまま借し出すという手法は、一部で常態化しつつあります。

そんな中、部屋で死体遺棄事件があったと「大島てる」に掲載された横浜市内のマンション地権者から「掲載内容は事実無根で名誉毀損にあたる」と横浜地方裁判所に民事提訴される、という問題が起こっています。

サイトから、事故物件情報の削除や謝罪広告等を求められた事も多々ありましたが、被告は代理人弁護士を付けない「本人訴訟」で勝訴しています。

判決確定後、原告のマンション地権者から「50万円払うから、情報を削除してくれ」と要求されてもこれを跳ね除け、

「内容が誤っているという指摘であれば、もちろん訂正するが、それ以外には応じない」

確固たる信念をもって、毅然として断った大島学さんのエピソードは、あまりにも有名です。

ただの野次馬ではなく、気持ちよく、または納得して住まうために、情報の隠蔽は許さないという信念を感じますね。

大島学の公式SNS

大島てる@6月13日よみうりカルチャー (@Oshimaland) | Twitter

お仕事依頼 | 大島てる|おおしまてる official ブログ by ダイヤモンドブログ

 

現状、結婚やお子さんの情報のない大島学さん。

この事業を誰が継いでいくのか、気になるところですね。