鈴鹿央士（すずかおうじ）さんは、映画『蜂蜜と遠雷』で、2018年の国内の新人賞を総ナメにし、現在放送中のドラマ『MIU404』では、陸上競技への夢を絶たれて道を踏み外していく少年の姿を好演しています。
刹那の輝きを演じ切り、「あの美少年は誰⁉︎」と話題の鈴鹿央士さんの経歴やプライベートについて、調べてみました。
鈴鹿央士のプロフィール
| 名前 |
鈴鹿 央士 |
|---|---|
| 読み方 | すずかおうじ |
| 生年月日 | 2000年1月11日 |
| 出身地 | 岡山県 |
| 身長・体重 | 178cm／55kg |
| 血液型 | O型 |
| 所属 |
フォスター |
鈴鹿央士をスカウトした女優とは？
鈴鹿さんのデビューのきっかけは、2016年、高校2年生の時。
当時通学していた学校で、映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』のロケが行われた際に、エキストラとして参加。
その姿が、映画の出演者である広瀬すずさんの目に留まったそうです。
「映画の撮影中に、なんて顔の小さい子がいるんだろうと思った。顔が小さいのが目立っていた」
（https://www.google.co.jp/amp/s/thetv.jp/news/detail/206627/amp/）
広瀬さんがマネジャーにスカウトするように進言し、2018年4月に、東京の大学へ進学すると同時に事務所に所属。芸名も「すず」から取っての「鈴鹿央士」ということで、本当に尊敬しているんですね。
鈴鹿央士が通っていた高校は？
鈴鹿さんと広瀬さんが出会った運命の場所、映画のロケ地となっていたのは、岡山県の西大寺高等学校。
映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』のロケ地として使われていたのは２校あり、岡山県の西大寺高校と岡山学芸高校だったのですが、西大寺高校に通う生徒が、鈴鹿さんの後輩であることをTwitterで呟いたことから判明しました。
高校時代はバドミントン部に所属しており、県大会でベスト16に進出。TOEIC630点、英検2級の実力なので、なかなかの文武両道と言えそうです。
中学時代はサッカー部に所属していて、そこで鍛えた俊足は、その後のドラマ出演に生かされていきます。
鈴鹿央士を飛躍させた作品
鈴鹿さんと広瀬さんとの共演が叶ったのは、2019年のNHKの朝の連続ドラマ『なつぞら』。新人役を新人俳優が演じる姿が評判となり、鈴鹿さんには、その後次々と話題作の話が舞い込みます。
『なつぞら』放送終了直後に公開された、若きピアニストの群像劇『蜜蜂と遠雷』では、松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィンと共に、主人公の4人のうちのひとりとして登場。
「得体のしれないオーラに一目惚れしてしまった」
監督にそうまで言わせて100人を超えるオーディションを勝ち抜き、『今は亡き世界最高のピアニストが遺した謎の少年』という、純粋で奔放な天才ピアニストを演じ、その年の新人賞を総ナメにしました。
鈴鹿央士の受賞歴（2019年度）
- 第33回 MEN'S NON-NO 専属モデルオーディション」グランプリ
- 第44回 報知映画賞 - 新人賞『蜜蜂と遠雷』
- 第41回 ヨコハマ映画祭 - 最優秀新人賞『蜜蜂と遠雷』
- 第43回 日本アカデミー賞 - 新人俳優賞『蜜蜂と遠雷』
- 第74回 毎日映画コンクール - スポニチグランプリ新人賞『蜜蜂と遠雷』
- 第93回 キネマ旬報ベスト・テン - 新人男優賞『蜜蜂と遠雷』『決算!忠臣蔵』
広瀬すずさんにスカウトされ、モデルとして芸能活動をスタートさせましたが、『蜂蜜と遠雷』で見せつけたその演技力で、映画やドラマの出演を次々に決めていく姿に、多くの業界人が驚嘆しました。
鈴鹿央士の彼女は？
そんな鈴鹿央士さんですが、芸能界デビューしたばかり、しかも尊敬し目標としているのが、自分を見出してくれた広瀬すずさんとあって、今のところ、浮いた噂はありません。ストイックに俳優業に向き合っているのかもしれませんね。
芸能活動のための上京も兼ねて、2018年から東京の大学に進学しており、芸能活動と大学生活を同時にスタートさせているので、恋人を作る余裕もないのかもしれません。
映画やドラマ以外への出演も少なく、事務所に相当大切にされている様子が見受けられるので、女性に関しては、好みのタイプすらわからないのが現状です。
ただ、今後更に人気が出てくれば、バラエティ番組などで素顔を見せてくれることが増えそうなので、そこから華やかな話題に繋がることも、あるかもしれませんね。
2020年の鈴鹿央士は『MIU404』で！
今年放送のTBS系ドラマ『MIU404』は、まさに当たり役。
いたずらで通報をして警察を呼び出し、逃げ切る遊び“ハイパーゲーム”に興じる高校生という役所ですが、彼には所属していた陸上部が廃部になり、やり場のない怒りと持て余したエネルギーを発散していたという背景があります。
仲間達が捕まっていく中、ただひとり逃げ切った結果、謎の男に唆されて、道を踏み外していく姿。
警察相手に疾走する刹那的な輝きと、その後闇に身を落としていく姿は、胸に迫るものがありました。
これからどのような役を演じていくのか、期待してしまいますね。
