大塚和成は弁護士ですが、一体どんな人物なのでしょうか?
今回は、大塚和成さんの学歴や経歴、手がけた弁護案件、著書について調べてみました。
大塚和成さんのプロフィールについて知りたい方は参考にしてください!
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大塚和成のプロフィール
名前 |
大塚和成 |
---|---|
読み方 | おおつか かずまさ |
生年月日 | 1971年1月18日 |
出身地 | 東京都 |
血液型 | 不明 |
職業 | 弁護士(第二東京弁護士会) |
所属 |
OMM法律事務所 |
学歴 |
早稲田大学法学部卒業 |
大塚和成弁護士の経歴
大塚和成氏は学生時代に法律に興味をもち早稲田大学の法学部に入り、法律の勉強を始めたのが弁護士になるきっかけだったそうです。そして1996年、大塚和成氏25歳の時に司法試験の合格し、司法修習を経て若手弁護士として活動するようになります。
若手時代は、東京高等裁判所民事部総括判事を務めたこともある賀集唱弁護士の下で働くようになり、その時の賀集唱弁護士の仕事への真摯な姿勢に衝撃を受け、業務への基本姿勢を学び、大塚和成氏自身の弁護士としての基本とすることにしたそうです。
そしてそれらの経験を経て、現在は、東京都の千代田区平河町にOMM法律事務所を開設し弁護士としての活動しています。
大塚和成氏は、会社法関連を得意分野としているため、経営者から高い評価と信頼を得ているようです。
- 1989年 早稲田大学高等学院卒業
- 1993年 早稲田大学法学部卒業
- 1996年 司法試験合格
- 1999年 司法修習(51期)修了
- 1999年 弁護士登録(第二東京弁護士会)
- 2002年 東京商工会議所企業行動規範特別委員会幹事
- 2005年 公益社団法人能楽協会監事
- 2006年、2007年度 明治学院大学法科大学院非常勤講師(会社法)
- 2009年 オプトホールディングス経営評価委員
- 2011年 丸の内総合法律事務所、日比谷パーク法律事務所、三井法律事務所を経て二重橋法律事務所(現祝田法律事務所)を代表パートナーとして開設
- 2013年 CDG社外監査役
- 2015年 ユニバーサルエンターテインメント社外取締役
- 2015年 日本ハム企業価値向上委員会委員
- 2016年 UTグループ社外取締役
- 2016年 リアルワールド社外取締役監査等委員長
- 2018年 OMM法律事務所を開設
大塚和成の人物像、活動は?家族は?
大塚和成弁護士は、会社法やM&A、コンプライアンスなどの企業法務と商事関係の裁判実務を得意としています。
特に、経営支配権争いを巡って多くの著名案件を手がけているようです。過去の案件については後ほど紹介します。
近年では企業法務に関わる係争に強い弁護士として高い評判を得ています。
そして、2年間のブランクを経て2018年に現在のOMM法律事務所を開設しました。
弁護の仕事以外にも、M&Aやコンプライアンスについてなどセミナーも多数行っています。
年齢は公表されてましたが、家族についてなどは不明でした。
OMM法律事務所とは?
OMM法律事務所は、東京都千代田区平河町にある法律事務所です。
依頼者の最善の利益を実現する“Client First”を基本理念にしていて、大塚和成さんの他に、市橋卓さん、宮沢奈央さんの計3名の弁護士が所属しています。
会社法、金融商品取引法、民商法を中心とした企業活動に関わる案件を主な分野としているようです。
大塚和成弁護士の手がけた案件は?
- 廣済堂(東証一部)の子会社が行った分割型新設分割(人的分割)の一部として行われた剰余金配当に対する監督委員の否認権行使に係る異議請求訴訟で監督委員が敗訴した事例(廣済堂側)(2015年~2016年)
- フード・プラネット(東証二部)の不適切な会計処理に係る第三者委員会(委員長)(2015年~2016年)
- ジュピターテレコム(JASDAQ)株式取得価格決定申立事件(株主側)(2013年~2016年)
- 光通信による京王ズホールディングス(東証マザーズ)の新株発行に対する差止仮処分命令申立事件(発行会社側)(2014年)
- 日本アセットマーケティング(東証マザーズ)の不適切な会計処理に係る第三者委員会(委員長)(2014年)
- エース交易(JASDAQ・現EVOLUTION JAPAN)の非公開化と株式取得価格決定申立事件(発行会社側)(2013年~2014年)
- ジートレーディング(JASDAQ)の元代表取締役が、海外子会社に対して建設機械の売却及び事業資金の貸付けを行い損失を発生させたことについて会社に対する善管注意義務違反を問われた事例(元代表取締役側)(2010年~2014年)
- セレブリックス(JASDAQ)の非公開化と株式取得価格決定申立事件(発行会社側)(2013年~)
- インデックス(JASDAQ)民事再生手続開始決定申立事件(申立代理人)(2013年~)
- ランド(東証一部)の不適切な会計処理に係る第三者委員会(委員長)(2013年)
- 上場リートの合併に反対する投資主の投資口買取請求権行使に係る買取価格決定申立事件(初めての公表事例)(投資主側)(2011年~2013年)
- ダイヤ通商(JASDAQ)が日本版ESOPに用いるために行った新株発行の差止仮処分命令申立事件。経営支配権争いある状況下での発行と認定されたものの、発行会社勝訴(発行会社側)(2012年)
- ジートレーディング(JASDAQ)の役員責任追及訴訟において被告元代表取締役の原告会社に対する取締役会議事録の文書提出命令申立てが認容された事件(被告役員側)(2012年)
- 三井住友フィナンシャルグループによるプロミスの完全子会社化案件及びプロミスの三井住友フィナンシャルグループ又は三井住友銀行を引受先とする第三者割当増資案件(プロミス側)(2011年~2012年)
- 福島原発事故に係る原子力損害賠償請求案件(被災企業側)(2011年~)
- 関門海(東証マザーズ)による第三者割当増資に関する諮問(東証上場規則に基づく)を受けた第三者委員会(委員長)(2012年)
- 東証二部上場企業2社(立飛企業、新立川航空機)における過年度有価証券報告書等の訂正、2社同時非公開化(MBO)を含む資本政策案件に関する助言(会社側)(2010年~2012年)
- サンコー(東証二部)における経営支配権争い(社長を解職された創業家側で、クーデターを鎮圧した事例)(2011年)
- ポケットカードにおける三井住友銀行・伊藤忠商事への資本関係の異動及びファミマクレジットとの経営統合案件(ポケットカード側)(2011年)
- 全部取得条項付種類株式制度を用いたスクーズアウトの有効性が争われて会社(非上場)側が勝訴した裁判(会社側)(2009年~2011年)
- カネボウ株式買取価格決定申立事件(株主側)(2006年~2011年)
- アップルインターナショナル(東証マザーズ)における経営支配権争い(創業会長側でサラリーマン社長のクーデターを鎮圧した事例)(2010年)
- リプラス(東証マザーズ)破産手続開始決定申立事件(申立代理人)(2008年)
- 日本ハウズイング(東証二部)委任状争奪戦(買収側)とそれに関連する株主名簿閲覧謄写仮処分命令申立事件(競業者による株主名簿閲覧請求が認められた事例・勝訴)(2008年)
- グッドウィルグループ(東証一部)委任状争奪戦(防衛側)(2008年)
- 日本精密(JASDAQ)における委任状争奪戦とそれに関連する新株発行差止仮処分命令申立事件(外資による敵対的企業買収が初めて成功した事例・買収側)(2007年)
- テン・アローズ(現シャルレ)三屋社長不再任事件(創業家側)(2007年)
- 東京衡機(東証二部)において委任状争奪戦により社長が不再任となり、新たに大株主側が提案した候補者が社長に選定された事例(株主側)(2007年)
- 会計不祥事発覚後、新経営陣を選任するためのライブドア臨時株主総会の指導及び旧経営陣に対する役員責任追及訴訟提起のための第三者委員会の設置支援(2006年)
- 日本技術開発(JASDAQ)に対する敵対的買収とそれに関連する株式分割差止仮処分命令申立事件(買収側)(2005年)
- ニッポン放送(東証二部)に対する敵対的買収とそれに関連する新株予約権発行差止仮処分命令申立事件(買収側)(2005年)
- 和泉元彌に対する退会命令とその有効性を争う裁判(協会側)
和泉元彌さんといった有名人や有名企業の名前が多々見られますね。ニュースなどで目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
その他にも、K-1の 小比類巻貴之さんが株式会社M-1スポーツメディアから横領行為をしたとプレスリリースが公表された件についても、小比類巻貴之さんの担当弁護士として大塚和成氏が担当しています。
また最近では、シュークリームで知られる「洋菓子のヒロタ」で、提案株主側を代理してプロキシー・ファイトを成功に導きました。これは稀な事例なため報道され話題となりました。
大塚和成氏は、会社法分野を中心にメディアや判例誌に取り上げられるような訴訟・非訟を多く担当しています。
大塚和成弁護士はSNSやってるの?
大塚和成さんがSNSやブログをやっているのか調査してみました!
どうやら、以下のSNSがあるようです。
大塚和成弁護士の著書
大塚和成さんの著書を一部紹介します。
- 『ダイジェスト金融商事重要判例〔平成15~27年版〕』
- 内部統制システムの法的展開と実務対応
- Q&A平成26年改正会社法(第2版)
- 内部統制対応版 企業コンプライアンス態勢のすべて(新改訂版)
- 日本版クラス・アクション制度ってなに
- 社長解任 株主パワーの衝撃 (Mainichi Business Books)
大塚和成弁護士がどんな人物なのかわかりましたか?これからも、びっくりするような判例を生み出すかもしれないので、目が離せませんね!