カルロス・ゴーンは1999年に日産自動車経営の全権を任された日産の社長(2017年3月まで)です。
知名度も高い社長といっていいでしょう。
今回は、カルロス・ゴーンのプロフィールについてみていきたいと思います!
カルロス・ゴーンのプロフィール
名前 |
Carlos Ghosn |
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読み方 | カルロス・ゴーン |
生年月日 | 1954年3月9日 |
出身地 | ブラジル |
国籍 | ブラジル・フランス(二重国籍) |
職業 | 実業家 |
カルロス・ゴーンの経歴
カルロス・ゴーンは1999年に日産自動車経営の全権を任された日産の社長です。
1998年には約2兆円あったとされる有利子負債を2003年に全額返済して12%前後まで落ちていた日産車の国内シェアを20%近くまで回復させた救世主的存在です。
2017年3月まで社長をつとめ、後任者は西川廣人さんです。
カルロス・ゴーンは、ベイルート出身で5カ国語を操る国際人で、フランス人ではなく、ベイルート人です。幼少期はブラジルで育ちパリ国立高等鉱業学校を卒業します。
その後、カルロス・ゴーンは、大手タイヤメーカーであるミュシュランに入社し、業績が評価されてルノーに上席副社長としてスカウトされます。
カルロス・ゴーンの就任により、社内での公用語は英語になった日産ですが、カルロス・ゴーンは日本語はあまり話せない様です。ですが、カルロス・ゴーンは社員に対して伝える必要のある重要なメッセージは、あえて日本語でスピーチするようにしている様です。カルロス・ゴーンの経営改革は、スピーディに改革を進めていくスタンスで日本人の共感を呼んでいます。
カルロス・ゴーンの給料って?!
カルロス・ゴーンの2016年の給料は、なんと
『10億9800万円』!!!
だそうです。
カルロス・ゴーンの日産復活伝説
よく年収などで話題になるカルロス・ゴーンですが、日産を復活させた凄腕が印象に残っていると思います。
日産は、1999年に2億円の有利子負債を抱えた日産は倒産寸前で、日産はルノーと資本提携を結びカルロス・ゴーン氏をCEOに迎えて経営の立て直しを図ります。
カルロス・ゴーンは、日産リバイバルプランを発表して、目標を達成できなければ辞任すると言い、覚悟を持ってコストカットを主軸にしたプランを行いました。
2003年に負債を全額返済して、2003年度には約12%まで落ちた国内シェアを20%近くまで回復させることに成功しました。
カルロス・ゴーンの敏腕が光る2005年からはルノーのCEOも兼任してフォーチュン・グローバル500中の2社を同時に率いる世界で初めてのリーダーとして活躍しています。
カルロス・ゴーンは、
『改革を実行したのは私ではなく、従業員たちです。私はテコであり、触媒にすぎません』
という名言を残しています。
そんな敏腕なカルロス・ゴーン氏ですが、
筆者的には、Mr.ビーンに見えてしかたありません笑